■たんぱく加水分解物
・食品として扱われているため、添加物指定は受けていない。よって、いくら大量に使っても無添加と呼べる。製造工程で、塩酸と苛性ソーダを用いて動植物のたんぱく質を化学分解し、アミノ酸を抽出したもの。
塩酸 - 劇物指定。腐食性あり。トイレ用洗剤に使われている。ヘロインやコカインの製造にも使用されている。
苛性ソーダ - 上下水道や工場廃水の中和剤として使用されている。業務用として、油汚れ洗剤にも劇的な効果有り。
■グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)
・砂糖を搾り切った、サトウキビの廃糖蜜を素に、硫酸アンモニウムや苛性ソーダを作用させることによって作られる。
マウス及びラットによる実験で、幼児や胎児への視床下部や脳下垂体への悪影響が指摘されている。
成人に比べ、幼児や胎児はグルタミン酸ナトリウムに抗体が無く、そのまま影響を受けやすいとされている。
通常の経口摂取では毒性は無いとされているもののアレルギーや喘息患者が摂取すると、体調や症状の悪化を引き起こす恐れがある。
ワシントン大学の研究によるとウサギ、ラット、ニワトリ、サルで実験したところ、脳下垂体(成長、性成熟に関わる)、肝臓、卵巣、子宮に障害が出たとのデータも発表されている。
「食品添加物の神様」とまで呼ばれた著者による、添加物の功罪、メリットとデメリットを、非常に分かりやすく記した書籍です。 難しく考える事なく、楽しみながら読める、入門書的な一冊です。 |
コンビニおにぎり、冷凍ギョーザ、パンやジュース、スーパーで売られているお惣菜、お菓子、ファーストフード、調味料にいたるまで、ありとあらゆる食品の裏側が暴露されています。 この本を読んでしまったら、もう何も食べられなくなってしまうかも? |
元旅行雑誌編集長で、過去20年間、゛数えきれない程゛中国を訪れ、゛普通の日本人の何倍もの毒食を食べてきた゛と豪語する著者による、歴史的観点と実体験に基づいて書かれた書物。 偽造ブランドや危険な食品が横行する背景に有るものを、史実を踏まえ検証されています。 あまりにも凄過ぎる内容で、よく出版出来たものだと思います。 |
「食品の裏側」に書かれている内容を、マンガに置き換えた内容になっています。 日常の食品全てを、無添加且つ優良な素材で、という事は不可能に近いと思いますが、それでも可能な限り安全な物を提供したい、という生産者の姿も描かれています。 |
様々な検証を行い、データを元に、如何に化学調味料が食卓に浸透しているかという事や、メーカーの企業体質に付いても触れており、そこまで書いて大丈夫?と感じるくらい、核心を突く内容です。化学調味料不用論の先駆者的書籍です。 |
雪印、不二家、ミートホープ、白い恋人、赤福、船場吉兆などの偽造事件を例にとり、製造、販売の現場のモラルを問う一冊です。 消費者は勿論の事、食品を扱う全ての関係者にも読んで頂きたい一冊です。 |
記憶に新しい毒入り粉ミルク事件や、TV報道でも話題になった、養殖鰻から検出された発ガン性物質マラカイトグリーン、肉赤身化剤含有豚肉など、危険な中国産食材について書かれています。 2006年度ドイツ ユリシーズ国際ルポルタージュ文学賞 佳作受賞作。 |